第42回「地方の時代」映像祭が11月12日(土)~18日(金)に関西大学千里山キャンパス(阪急・関大前)で開かれる(吹田市、関西大学、日本放送協会、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟の共同主催)。日本各地にある映像メディアがこの1年に制作した意欲作に触れ、学生・市民らの映像制作にかける熱い思いを感じられるイベントだ。
今回の応募作は全273作品。ケーブルテレビ部門と市民・学生・自治体部門で昨年より5ずつ増えて54作品と69作品となったが、放送局部門では昨年より5減の130作品、高校生(中学生)部門でも2減の20作品となった。
2022年の入選作品32作品はコチラ https://www.chihounojidai.jp/work/2022.html
12日(土)に行う贈賞式(参加応募は締め切り)で、入選作品から「グランプリ」「優秀賞」「選奨」「奨励賞」等の各賞を決定。
13日(日)~18日(金)には100周年記念会館内の3会場で、受賞作を中心に作品上映会が行われる。上映時間は11時から18時まで。入場無料(一般参加当日受け付け※感染症対策のため、受付時に氏名・住所などの情報を記入する。会場の収容人数を超える場合は先着順)。
詳しい上映スケジュールは、「地方の時代」映像祭の下記ホームページで確認を。
https://www.chihounojidai.jp/guide/schedule.html
13日(日)には100周年記念会館内の会場A(ホールB)で2つのワークショップも予定されている。
■10:00~12:30「高校生(中学生)・大学生の映像制作が目指すもの」
今年の映像祭で中高大生からの応募作は全74作品。そのうち高校生(中学生)8、大学生8の16作品が受賞した。いずれも若い感性にあふれ、戦争や日本社会が抱える課題にまっすぐに向き合った作品と評価された。これらの受賞作を題材に、参加者相互で意見交換をし、学生たちが映像制作を学ぶことの意味を考える。
【コーディネーター】
齊藤 潤一(関西大学社会学部教授)
【アドバイザー】藤田 貴久(朝日放送テレビ、「地方の時代」映像祭審査委員)
堀川 雅子(読売テレビ放送、「地方の時代」映像祭審査委員)
■13:00~15:00「どうなる・どうする地域放送~ローカル放送局・ケーブルテレビ局の未来戦略~」
若者のテレビ離れ、地域の人口減少などで地方の放送局やケーブルテレビ局の将来ビジョンが問われている。3人のパネリストの所属する各局の実践報告と総務省「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」の取りまとめに関する考え方を深める。
【司会】原 真(共同通信社編集委員)
【パネリスト】大迫 順平(九州朝日放送取締役)
二宮 以紀(南海放送ビジネス戦略局次長)
丸山 康照(株式会社Goolight社長)